菊水堂について
菊水堂は大正時代に創業して以来、小豆島でお土産用の菓子を製造してきました。
1954年に映画「二十四の瞳」が公開され小豆島に観光ブームが起きた際には、当社の「オリーブまんじゅう」をはじめとする、さまざまなお菓子も小豆島の観光を盛り上げてまいりました。
しかし、私が事業を引き継いだとき、菊水堂はかつての活気を失っていました。
メーカーを相手に下請けとして菓子を製造する日々。
また、大手メーカーの商品に太刀打ちできない無力感が続きました。
本来、お土産とは、その土地の産物でなければない。
そして、その土地の経済に還元されなければならない。
そう考えたとき、お土産というものの価値を見つめ直し、手に取った方に感動を与える小豆島の土産を作ることを決心しました。
これからも、菊水堂と自分の人生をかけて、本物だと胸を張れる小豆島の土産作りに挑戦していきます。



